2011/06/28

JD Bug MS-101SP ガタ抑制




MS-101SPの折畳み機構のガタが気になるので、ちょっと手を入れました。

このガタは、クイックレバーで固定できた初期のMS-130Aを除く、ほぼ全シリーズに共通の問題です。これによりカタカタというノイズが発生し、ハンドル部全体がこの遊びの影響を受けてグラグラします。この遊びを一応はボルトの締め具合で調整できるようになっていますが、完全に抑制してしまうと今度は折畳めなくなります。

そこでこの隙間にゴムの板を切出して両面テープで固定してみたところ、完全にノイズが無くなりました。使用したゴム板の厚みは2mmで両面テープは日東の薄口です。ゴム自体の耐久性がどの程度あるのか、またオイルや水のかかる箇所で両面テープがどれくらいもつのか、まだ判りませんが、現行のMS-130A系やMS-130B系でも同様のアプローチで静粛性をあげる事ができると思います。

固定解除時には若干ですが、ゴムを圧縮する方向(乗車している場合でハンドルを前に押す)へ力を入れないとリリースレバーの動きが渋めです。

2011/06/15

JD BUG MS-101SP


JD Razorの新型キックボードJD BUG MS-101SP(SPinal cord)が発売されたので、注文してみました。

畳まれた形状が非常にコンパクト。弊社でも検討していたスリムデッキですが、実際に商品化・流通させた事を目の当たりにすると、これは敵わないというのが率直な感想です。

さて、実際に乗ってみると設計も殆ど同じなので、MS-101Fと変わらない訳ですが、同様にMS-130のクイックレバー付から簡略化されてきた故の折畳み機構のガタが気になります。先祖帰りのクイックレバー化は素材がスチールの為、厚みがシビアで難しいかも知れませんが、ゴムシート等のエラストマーな方向で抑制方法を検討できそうです。

また、非常にコンパクトである事から、エクストリームなイメージではなく、都心部での日常的なビジネスタイムの移動補助といった用途に適合できる様、柔らかなウィール、フロント2輪化かステアリングの動きをスプリングで制限する様な方法で、例えばバッグで片手を塞がれた状態でも十分に走行できる様なブラッシュアップを検討中です。

カタログ重量2.6kgと持ち運びが楽なので、スムースで安定した走行感を付加し、移動とリフレッシュを兼ねられたら素晴らしいかと...

2011/06/10

MINI LOVE


2011年6月4日 Mini Velo Lovers Festa "MINI LOVE"に参加して来ました。カスタマイズされた様々な自転車を見る事が出来、とても興味深いイベントでした。こうしたマニアックな楽しみ方をしている方々がこれ程多くいるというのには、少々驚かされます。諸々賛否両論なコトがあったそうですが、続くといいなと思います。