2011/06/28

JD Bug MS-101SP ガタ抑制




MS-101SPの折畳み機構のガタが気になるので、ちょっと手を入れました。

このガタは、クイックレバーで固定できた初期のMS-130Aを除く、ほぼ全シリーズに共通の問題です。これによりカタカタというノイズが発生し、ハンドル部全体がこの遊びの影響を受けてグラグラします。この遊びを一応はボルトの締め具合で調整できるようになっていますが、完全に抑制してしまうと今度は折畳めなくなります。

そこでこの隙間にゴムの板を切出して両面テープで固定してみたところ、完全にノイズが無くなりました。使用したゴム板の厚みは2mmで両面テープは日東の薄口です。ゴム自体の耐久性がどの程度あるのか、またオイルや水のかかる箇所で両面テープがどれくらいもつのか、まだ判りませんが、現行のMS-130A系やMS-130B系でも同様のアプローチで静粛性をあげる事ができると思います。

固定解除時には若干ですが、ゴムを圧縮する方向(乗車している場合でハンドルを前に押す)へ力を入れないとリリースレバーの動きが渋めです。