2016/07/16

How to set parachute code to scooter as strap

キックボードのメーカー純正ストラップはコットンやナイロンのものが多く、ナス管がカチャカチャ鳴ったり、見た目が子供っぽかったりなので、パラシュートコードで地味なストラップを拵えました。軽量で堅牢な EDC ユーザー向けのストラップです。


以前に使って良い感じだった、ラバーの外径12mm 内径9mmのチューブが手に入らなかったので、燃料用PVCチューブの外径 11mm 内径 7mm を使ってストラップをカバーします。チューブを使うのは2本のパラシュートコードが纏まっていた方が使いやすいのと、担いだ時に肩に食い込まなくなるので。余程の重量級デッキでない限りは終日背負ってもストレスにはなりません。


二つ折りのパラシュートコードはかさが有ってそのままではくぐり抜けません。そこで内側から引き上げる必要があります。針金や凧糸で十分なんですが手もとに無く、今回は自転車のブレーキワイヤーを使います。


こんな感じにフックを作って、パラシュートコードを引き上げます。すべりが悪い場合はチューブの中に軽くオイルを吹いても良いかと。


引き上げた末端をこの様に絡めます。出来上がりのパラシュートコードの長さを自分のポジションに合わせて結べば、展開の度にハンドルポストの位置出しを悩む必要が無くなります。チューブの長さもそれと揃えておくと見た目もすっきり。フォークのストラップホールが滑らかでないとパラシュートコードを切ることが有ります。エッジが立っている場合は、ヤスリで表面を調えるかリングを使用する等上手いこと。パラシュートコードは一度据え付けると癖がついて良い感じに用途に馴染んできます。